2016年7月29日 (金)

はないずみの庭から~7月中旬から下旬の花壇と作業の様子(その2)

作業の様子(吉村隆 写真提供も)

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清掃
暑い時も朝一番この作業から始まります。気持ち良く四季彩園に来ていただくために大切な作業です。


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除草・花がら摘み
炎天下、忍耐のいる作業です。汗だくになります。早めの休憩とこまめな水分補給が欠かせません。



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除草
四季彩園との境界を鍬を使って除草します。除草後の状態を見ると本当にきれいになっていて気持ちがいいです。



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水やり
今年新しくみんなで作った東の端にある花壇に水をやっています。水道栓のあるところからホースを引っ張ってくるだけでひと仕事です。夏の間は近くのスタッフがほぼ毎日花壇と圃場の水やりしてくれてます。ありがとうございます。



 以下の写真4枚は、8月講座 草木染(マリーゴールド)の準備作業の紹介です。

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マリーゴールドの花摘み
炎天下での作業で忍耐が入ります。
いい匂いがします。


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ガク取り
花からガクを取り花びらだけを集めます。すべて手作業ですので時間がかかります。この作業は午後室内で行います。



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マリーゴールドの花びら
大変良い匂いが周りに漂います。



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日陰で乾燥させます。
講座までの間しっかり乾燥させます。






















 

はないずみの庭より~7月中旬から下旬の花壇と作業の様子(その1)

 今年は梅雨が7月18日に明け、その後厳しい暑さが続いています。はないずみの庭では、たくさんのヒマワリが背を伸ばし、花をつけ、ノウゼンカズラ、シコンノボタンもたくさんの花をつけているのが目立ちます。

 スタッフはハートピア堺のクラフト支援を終え、ホッと一息つく間もなく、梅雨明け後、猛烈な勢いで伸びた花壇・圃場の除草、水やり、花がら摘みに精を出しています。また、8月講座の草木染の準備として、マリーゴールドの乾燥した花の準備も進めています。暑い中手が抜けない作業ばかりです。早めの休憩、水分補給を心がけ、熱中症対策・体調管理に気を付けていきたく思います。(吉村隆 写真提供も)

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ヒマワリ(キク科)
今年はたくさんの花が咲きそうです。


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ヒメヒオウギスイセン(アヤメ科)
日当たりがよくなりたくさんの花をつけました。


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ノウゼンカズラ(ノウゼンカズラ科)
アーチ状にたくさんの派手な橙色の花をつけています。



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シコンノボタン(ノボタン科)
美しい濃紫紺色の花です。たくさんの蕾がついています。



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コエビソウ(キツネノマゴ科)
重なり合った苞がエビの尾のようです。苞の先端から覗いている白いのが花です。



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ルリタマアザミ(キク科)
切り花、ドライフラワーにも使います。



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ハツユキカズラ(キョウチクトウ科)
白とピンクがきれいです。




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デュランタタカラズカ(クマツヅラ科)
小さな紫色の花を房状に咲かせます。




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コキア(ヒユ科/アカザ科 両説あり)
もうこんなに大きくなってきました。




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ハゲイトウ(ヒユ科)
これから大きくなります。8月以降短日条件になると、紅、黄色が美しい葉になります。

2016年7月21日 (木)

ハートピア堺 クラフト支援

 梅雨明け2日後の7月20日(水)恒例のクラフト支援を行いました。今回のプログラムはドライフラワーのクラフトで、昨年秋に播種、育苗し、花壇、圃場で育てたカスミソウ、カイザイク、ニゲラ、アメジストセージ、千日紅、ラグラスなどをドライ加工したものを、牛乳パックを加工しデコレーションした花かご風の容器に入れたオアシスに挿して飾り付けていただくものです。利用者の方は25名でスタッフ6名で対応しました。

 トウガラシを手にして故郷の畑でいっぱいトウガラシを作っていたと熱心に目を輝かせて話してくださる方が印象に残りました。皆さん意外と手先が器用で、彩りよく作品を作っておられました。スタッフは、利用者の方のうれしい顔を見て、これまで暑い中準備してきた苦労も忘れ、この活動をやっていてよかったと思いました。

 最後にこのような機会を与えてくださったハートピア堺の皆様、当日サポートいただいた職員の方々ありがとうございました。(吉村 隆 写真提供も)

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作品を作りながら話が弾みます。



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職員の方にも入っていただきました。みなさん一生懸命です。



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このような作品ができました。







2016年7月17日 (日)

7月度癒しの園芸講座開催~その2

 午後からのスケジュールが詰まっていたので、昼休憩を少し短くして12時40分からスタートいたしました。

 お昼休みの間はいつものように岡本代表がミニ講座を開いてくださました。「開いた 開いた 何の花が開いた レンゲの花が開いた♪」と歌われると皆さんも合唱。この歌の「レンゲの花」とは、ハス(蓮)のことで、仏教伝来で「蓮華 れんげ」と呼ばれるようになったとか。ちなみに名前の良く似た花に「レンゲソウ」があるが、これはマメ科のゲンゲのことだそうです。

 また、進藤さんが『日経サイエンス』から抜粋された記事の一部を紹介してくださいました。

(1)「鳥たちが見る色鮮やかな世界」 T.H.ゴールドスミス
私たちの見ている「世界」は自然の一部に過ぎず、「見えない世界」がその外側に大きく広がっている。           

(2)「サルの色覚が教えてくれること」 河村正二 
色盲、色弱、色覚異常は、実は「劣った形質」ではないのかもしれない。生存に有利な「資質」であった可能性がある。

 午後の実習は、身体障がい体験と、寄せ植えを通した対人援助実習でした。

◆実習:車イス/視覚障がい者体験

2つのグループに分かれて、(1)車イスと(2)視覚障がい者体験をしていただきました。

(1)については、車イス利用者が坂道、段差、芝生をどのように感じるかを体感するほか、車イスから植物を見たり、触れたりもしていただきました。段差のあるところでは、わずか2cmでも苦労したり、傾斜のある坂道を下る怖さも体験していただきました。

(2)では、アイマスクを用いて視覚障がい者並びに介助者の体験をしていただきました。スタッフの島尾清子さん、西岡田芳美さんから基本的な手引きの取り方の説明があった後、それぞれ当時者役と支援者役のペアで交代し、両方の立場を体験していただきました。

◆実習:視覚障がい者への対人援助「寄せ植え」体験

二人一組のペアになり、片方が視覚障がい、他方がこれを支援する立場で寄せ植えをするという設定の実習でした。岡部佳子さん、寺坂清子さんのコンビによるデモンストレーションを見ていただきながら、これに大川内の補足説明を加えて、実際に支援実習を交代で行ってもらいました。プログラムの目的は、五感の刺激や達成感を持っていただくこと、苗の選び方、クロックポジションの活用、席を離れるときは必ず声をかけるなどの注意点を重点的に話しました。最初は少し躊躇していた方々も、ポイントがわかるとスムーズに支援されていました。 

 受講生は27名、スタッフ10名で対応しました。(大川内美恵子 写真提供も)

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はじめに車イスの扱い方を練習

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車イスに乗るのは初めて

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段差のあるところ

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一人でチャレンジ

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芝生に入った感覚

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坂道を上る

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坂道を下る

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ざらざらの道は乗り心地が悪くなる

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車イスの目線で植物を見たり、触ったり

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皆で力を合わせて階段を上がる  

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受講生の森川さんが細かい点を補足説明

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手はぶらぶらさせないで、お腹に当てておいてください

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視覚障がい者の手引き:島尾清子さんと西岡田芳美さん

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歩く速さを話し合って

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階段を上がってー細かく状況を説明します

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速度は視覚障がい者に合わせます

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始点や終点をきちんと伝えます

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溝をまたいだり、環境の変化も伝えます

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視覚障がい者の対人援助

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岡部佳子さんと寺坂清子さん
息もぴったりのデモ

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まずご挨拶

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使用する苗の説明など

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コミュニケーションは大丈夫

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きれいにできましたよ

7月度「癒しの園芸講座開催」~その1

 7月16日も暑い一日でしたが、講習会室からは池のハスの葉が涼しげに見えていました。まず進行説明時に本日の講座の流れとお渡しした冊子『外出支援ボランティアの輪を広げよう<発行:(財)全国福祉輸送サービス協会>』について説明いたしました。
 先月の進藤さんの講演「ユニバーサル社会の実現」でも話されたように、超高齢社会において、障がい者も含めて誰もが参加できる社会を目指し、それを少しでもお手伝いできるポイントが紹介されています。「車イス利用者への理解とお手伝いのポイント」「目の不自由な方への理解とお手伝いのポイント」などがわかりやすく書かれていますので、目を通していただくようお願いしました。

 最初の講演は井田和子さんの「救荒作物について」でした。救荒作物(植物)という言葉を初めて聞いた受講生も多かったようです。世界的に“飢え”を救う作物として重要な役割を果たしてきたジャガイモとサツマイモですが、人類にとって貴重な作物でありながら、平常はその恩恵を忘れがちな存在です。それがなぜ救荒植物になりえたかということを、今や日本では死語になりつつある“飢え”についての歴史もふまえながらご説明いただきました。他の穀類との比較で、

 (1)太陽エネルギーの効率が高い。
 (2)雨が少なくても育ちやすい。
 (3)少ない肥料で栽培できる。

など、優れている点を挙げられました。さらに、サツマイモはある民間人の手で当時の琉球から薩摩に導入され、広まったものの、その功労者はひっそりと地元の神社に祭られているにとどまっているのに対し、ジャガイモは国の政策として大々的に北海道などに導入されたというエピソード、昭和の初め生まれの方にとっては懐かしい食べ物だが、親の代や90代以上の方たちは苦しい時代の象徴的な食べ物として見るのも嫌だという人もいることなどをサザエさん一家のマンガを例にしてお話をしてくださいました。

 最後に、サツマイモやジャガイモの世界的な伝播ルート、穀類との違い、保管や食し方等について進藤さんがスライドで補足説明してくださいました。

 講演「花育と子供たちの癒しの園芸」では。「はじめませんか、花育」というテーマで花育アドバイザー・大川内から、国の取組み方針などについて説明しました。

 河村圭子さんからは、大阪市立九条幼稚園等での子どもたちとの園芸の取り組みについて事例報告をしていただきました。単なる園芸だけにとどまらず、お茶作り、親子野菜植えから収穫、調理は「こんな料理をして食べたよ」など野菜作りから親子のふれあいになっていることなどもお話しいただきました。さらに、染物、お米作りなど、身近な植物を通じて食育、父兄や社会との連携を図る『花育』の可能性を説明していただきました。

 柴田園子さんは近つ飛鳥小学校における“花ボランティア”の活動を紹介してくださいました。生態園として「蝶の来る庭ーバタフライガーデン」の様子をスライドで見せていただきました。チョウの好きな花はビオラやブッドレアなどで、特にランタナにはシマグロヒョウモン、三尺バーベナ、クサギなどはカラスアゲハが喜んで食べに来るそうです。ビロードモウズイカ、カラスビジャク、ルドベキアなども咲いているようです。続いて花ボランティアの成り立ちや、現在の活動状況などもお話しいただきました。(大川内美恵子 写真提供も)

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冊子『外出支援ボランティアの輪を広げよう』

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講演:「救荒稙物について」井田和子さん

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進藤正典さん「なぜ救荒植物なのか?」

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講演:「花育と子供たちの癒しの園芸」 

大川内美恵子:はじめませんか花育

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河村圭子さん:大阪市立九条幼稚園他での子どもたちとの園芸の取り組み

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柴田園子さん:近つ飛鳥小学校“花ボランティア”の活動

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