2017年3月20日 (月)

3月度「癒しの園芸講座」開催~その2

 午後から修了記念品として「多肉植物の寄せ植え」を岡部佳子さんの指導で作っていただきました。流行りのかわいいブリキ鉢は100円ショップで探してくださったものです。「虹の玉」など、ユニークな形の多肉植物を植え、コルクに針金で眼鏡と手足を取り付けたり、おひげをつけたりすると、ますますキュートになりました。良い思い出の品になるでしょう。

 修了式は、大泉管理事務所の秋葉純一所長より修了証がお一人お一人に授与されました。「一年間で学んだ講義や実習を振り返り、出会った人とのこの縁を生かしていってほしい。また四季折々の大泉緑地を見に来てください。」と、はなむけの言葉を頂きました。岡本代表からも「これからもこの講座で学んだことを生かして、地域やいろいろのところで役立てていただけたら嬉しい。」との言葉を頂きました。

 茶話会に移り、最後に皆さんから一言スピーチで話していただきました。

・楽しく1年間を過ごして癒された。

・これからボランティアとして活動したい。

・この講座を選んで満足している。

・種まきや植えつけなどいろいろ経験させてもらった。

・近くに住んでいるが、障がいのある人のためにもデザインされているという、この公園のコンセプトを初めて知った。講座でも学んで感心した。

・植物の育て方がわかった。役立てていきたい。

・講座の内容として、もう少し時間的にもゆとりが欲しかった。

などなど・・皆さんからいろいろなご意見を頂きました。

私たちスタッフからも一言ずつ、力不足で至らなかったところ、行き届かない点をお詫びして、お別れの言葉で締めくくりました。1年間ありがとうございました。(大川内美恵子 写真提供も)

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修了記念品つくり:岡部佳子さん

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可愛い見本鉢

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「可愛いなぁー」

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「できたわ!」

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修了式:秋場所長 「人との縁を生かしていってください」

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 お一人ずつ修了証が授与されました。

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岡本代表からもはなむけの言葉

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茶話会:お一人ずつスピーチをお願いしました。

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スタッフからもお祝いとお別れの言葉

3月度「癒しの園芸講座」開催~その1

 お彼岸に入っても寒い日が続いていましたが、修了式の3月18日は春が近づいてきたと思わせるような暖かい一日でした。  

 本年度最後の講演は山中尚子さんの「植物の癒し効果 アロマセラピー」でした。持ってきてくださったディフューザーから講習室に良い香りが広がってきます。まずご自身の皮膚が弱かったことがアロマで化粧品を作るきっかけとなったお話から始まりました。アロマセラピーとは、植物から抽出した芳香成分を体内に取り入れることで、心身のバランスを整え、健康増進や美容などに幅広く役立てる療法だそうです。歴史や香りのメカニズム、期待できる効果についてのお話から、スライドで水蒸気蒸留法などの精油の代表的な抽出方法を紹介していただきました。香りのメカニズムのお話では、どのように体内に吸収されていくのか、私たちをサポートしてくれる植物の持つ力というものを取り上げて説明してくださいました。また植物が芳香成分を持つ理由、200種類以上あると言われる精油の特徴やそれらの活用法(芳香浴など)をお話しいただきました。精油の扱い方については、原液で使用しない、病人や妊婦さんには使えない精油があること、それぞれ使用期限があること、保存方法や信頼できるお店で購入していただきたいなどの注意もありました。

 休憩をはさみ、実習としてアロマスプレーを作りました。柑橘系各種に、ゼラニウム、ラベンダー、ティートゥリー、ユーカリなどの精油と基材の量を調整して、エアフレッシュナー、抗菌スプレー、虫除けスプレー、掃除用スプレーなど、様々な用途で活用できるという説明があり、各自で好みの精油をブレンドしてオリジナルの香りを楽しみました。男性の受講生さんも楽しそうに精油をあれこれと匂いを嗅いで楽しんでいらっしゃいました。講習会室はしばらくアロマの香りで満たされていました。(大川内美恵子 写真提供も)

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今日の修了式についてインフォメーション

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講演:「植物の癒し効果 アロマセラピー」山中尚子さん

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植物を使った癒しの活用法の一例です。

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実習:アロマスプレー作り

柑橘類、ゼラニウム、ラベンダー、ティートゥリー、ユーカリなどの精油

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エアフレッシュナー、抗菌スプレー どれを作ろうか?

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男性の方も楽しんでいらっしゃいます!

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できあがった香りに満足。

2017年2月19日 (日)

2月度「癒しの園芸講座」開催~その2

 午後からの講演は内科医・南口利美さんの「介護予防について」で、高齢化が進む中での介護予防の必要性についてお話しいただきました。「健康寿命」は男性70歳・女性73歳(2010年調べ)で、医療や介護が必要となる期間が延びる傾向にあると話されました。寝たきりにならないためには、骨折をしないことだそうです。その予防策として、転倒しやすい場所や要因を具体的に挙げていただきました。また骨の老化のセルフチェックをしました。骨を強くするためにできることは、バランスのとれた食事や適度な運動が必要だそうです。年間20万人も発症すると言われる脳卒中については、専門家の指導を受けて、きちんとリハビリすることが大事だというお話もされました。認知症患者は450万人以上と言われ、超高齢社会の今、これはさらに進んでいくと推測されます。それを防ぐためにも食事と適度な運動は一番の予防対策になるということでした。

 少し雨がぱらついてきましたが、寒肥入れの実習を行うために「はないずみの庭」へ移動しました。この時期に行う寒肥の意味、重要性、なぜ有機肥料を与えるのか、その量についての説明を吉村隆さんから受けました。2班に分かれて高・中・低木、宿根草などに発酵油粕を入れていきました。春の生長期に効きめを表しますという説明に皆さんうなづかれ、穴を掘ったり、油粕を詰めたりと、小雨の中でも楽しそうに作業されていました。また、去年自分たちで植えたチューリップの芽出しを見て、「可愛い!」と歓声をあげてられました。

 最後はパーゴラの下に集まり、吉村さんがこの時期の寒肥入れについての再確認のお話をされました。「主人が入れた後に、知らずに私がまた入れてしまったんですけど?」といった質問も出ました。この講座もあと1回。皆さん打ち解けたご様子で寒い中を帰って行かれました。(大川内美恵子 写真提供も)

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講演「介護予防について」南口利美さん

「寝たきりにならないためには食事と運動」

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寒肥入れの実習:吉村隆さん

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寒肥の意味、重要性、なぜ有機肥料を与えるのかを説明

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私も頑張るわ!

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このあたりかな?

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量はこのくらい?

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ここにも入れておこう!

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春の生長期に効きめを表します。

2月度「癒しの園芸講座」開催~その1

 雨が降ると寒くなるという予報でしたが、2月18日も寒い一日でした。お休みの方も多く、受講生18名、スタッフ17名で、2月度癒しの園芸講座を開催いたしました。

 最初の講演は山中尚子さんの園芸ミニ講座の最終「病害虫と薬剤について」で、基本的なお話をしていただきました。病害虫の種類、防除、薬剤の種類と特徴について、また使用する際の注意などを説明していただきました。何の病気?どんな虫?を特定することが大事で、これはすべてに効くオールマイティな薬はないからだそうです。その前に、まずは予防に努めること、適切な栽培管理で丈夫な株に育てること、苗を購入する際から、病気にかかっていないかなど、よく見て良い植物を選ぶことや清潔な土を使う事、道具類も清潔にしておくことなど細かく注意点を教えていただきました。日頃からこまめに観察し、被害を最小限に抑えることも大切だと話されました。

 山中尚子さんが続いて「年間園芸プログラム」の講演をしてくださいました。園芸作業の年間計画やプログラム作りについてです。年間プログラムの立て方については、一・二年草/多年草/宿根草/球根類の特徴、日陰でも育てやすい植物などについて説明されました。センニチコウを例に、タネから栽培し、花を楽しみ、ドライフラワーにして活用するまでの一連の流れと、色々なクラフトプログラムに対応する計画の立て方も紹介いただきました。花壇管理における最低限の年2回のローテーションをベースにした植栽計画のポイントも教えていただきました。一番のポイントは花壇づくりの目的を明確にすること、記録をつける、テーマを決める、環境に適合した植物選びなど、そしてすべてにおいて無理をしないように心がけましょうということでした。

 その後、昼食までの30分の時間を頂いて、開催中の「癒しの園芸展」の会場に皆で行きました。自分たちの作品を含めた展示品を見ていただくとともに、障がい者が園芸作業しやすい補助具についても説明を受けました。きれいにレイアウトされたご自分の作品に「晴れがましいわー」と嬉しそうにされていらっしゃる方もおられました。(大川内美恵子 写真提供も)

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「園芸ミニ講座」「年間園芸プログラム」の講演:山中尚子さん

「園芸は労働です。無理をしないようにしましょう。」

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開催中の「癒しの園芸展」
受講生の方々の作品も展示しています。

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「きれいに飾ってもらって!」

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「良い思い出になったわ」と嬉しそう。

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作業台のモデル展示。車イスに座って、実体験しました!

2017年1月22日 (日)

1月度「癒しの園芸講座」開催

 大寒から節分までの寒さが一番厳しいと言われますが、1月21日(土)も冷え込んで、風花がちらちらと舞っていました。講座室の窓から見えるユリカモメの白い姿も寒そうです。

 最初は「精神障がい者への理解」で、NPO法人ソーシャルハウスさかい『出前はぁと』さんの講演でした。『出前はぁと』は精神障がい者の理解を深めるための当事者講師派遣事業で、今回は近島勇さんと桜井さんのお二人にご自身の体験談をお話ししていただきました。桜井さんは仕事への責任感から頑張りすぎてうつ病を発症。体までダメージを受けたそうです。この病気にならない方が良いと思うが、なっていないと出会えなかった人たちとの出会いがあって、今は仕事をやめて作業所に通えることが生きがいになっていると話されました。近島さんは、51歳の時に初診を受けてから統合失調症と診断されるまでの苦悩、薬を飲むようになって出てきた副作用のお話をしてくださいました。さらに、ようやく自分が病気だと認識できたことで、病気ならば直さなければと思い、体調管理ができるようになったそうです。当事者が当事者を支える(ピアサポート)ことで、お二人とも「病気になったことはマイナスだが、病気をしたことが体験になって、今は安定した気持ちで精神障がい者の代弁をする活動を心の拠りどころにしている」と話されました。実感のこもったお話に受講生さん達も胸を打たれた様子で聞き入っておられました。犯罪に結びついた事件についての質問もありましたが、差別をあおるようなマスコミの報道は疑問だと答えておられました。

 講演2は寺田孝重さんの「人と植物のきずなⅡ」でした。6月の「思い出の花」では私たちが園芸福祉の活動において、どの植物を使うかを考える際、日本人の持つ植物感は役に立つというお話でした。今回は、園芸福祉でよく使われている植物について、草と木の違い(バナナは木ですか?竹は草ですか?等の質問)や特色、癒し効果などをわかりやすく説明していただきました。続いて、画像で車椅子の作業に適したレイズドベッドの紹介をしていただきました。

 実習は12月にお出しした課題「クラフトプログラムの実践」で、受講生さんたちにご考案いただいたクラフトのプログラム発表です。皆さん創意工夫された作品を持ってこられました。
 まずペアになった人と交互に指導し合い、それぞれのプログラムを体験してもらいました。対象者や人の集中力の目安とされる15分で作品が完成するようにという条件も付いています。一番最後にご自分の作品のポイントやどんな方を対象者とされているかなどをお一人ずつ説明していただきました。

 皆さんの作品は、2月15日(水)~27日(月)に、大泉緑地・花と緑の相談所で開催される「癒しの園芸展」で展示されます。

 今日の受講生出席17名、スタッフ16名でした。(大川内美恵子 写真提供も)

出前はあと:近島勇さん

精神障がい者の代弁をする活動が生きがいです。

近島さんは詩人としても活動。同人誌「RIVIERE」

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詩やエッセイを発表

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講演「人と植物のきずなⅡ」寺田孝重さん

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園芸福祉を楽しんでもらうためのツールとは

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レイズドベッドの紹介

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「プログラム作りの実践」

ペアになった人と交互に指導して、クラフトの体験

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教えあうのも楽しい!

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きれいな作品になりそう!

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いろいろ考えてますね

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交代で作った作品

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作品のポイントを話していただきました

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ここがかわいいでしょ!

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それぞれに創意工夫された、楽しい作品ばかり

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